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【コラム vol.3】社内勉強会を開催しました ~メンタルヘルス不調からの職場復帰支援ツールについて~

【コラム vol.3】社内勉強会を開催しました ~メンタルヘルス不調からの職場復帰支援ツールについて~

2025年4月14日、社会保険労務士法人中村・中辻事務所では、代表社員・中辻めぐみを講師に社内勉強会を開催しました。今回のテーマは「メンタルヘルス不調からの職場復帰支援ツール」。実務の現場で数多くの対応をしてきた中辻の経験をもとに、顧問先様への提案に活かせる具体的な手法を学ぶ機会となりました。

勉強会では、当事務所が顧問先様に提案している職場復帰支援の流れと、そこで活用される各種ツールについて紹介がありました。特に注目されたのは、「休職通知書」の内容に関する解説です。中辻は、休職通知書には単に「休職期間」や「賃金の取扱い」だけでなく、「休職期間中の報告・連絡」についても記載しておくことが重要であると強調しました。
その背景には、メンタルヘルス不調による休職者が会社との連携を取らないまま復職間近になり、体調が戻らず復職できない、あるいは無理に戻って再燃・再発するリスクがあるという現実があります。中辻は「月単位でもいいので、休職中も会社と連絡を取り合う仕組みを設けることが、社員の不安軽減と会社の計画的対応の両面で非常に有効」とし、制度の設計においてはこの点を重視すべきであると語りました。
参加者からは「顧問先様に具体的な事例を踏まえて説明できそうで自信がついた」「産業医との連携が不可欠であることを改めて実感した」といった感想が多く寄せられ、実務に直結した有意義な学びの場となりました。

当事務所では、今後も当事務所では、職場におけるメンタルヘルス対策を“制度”と“人のつながり”の両面から支援していけるよう、知識と実践力を高めてまいります。