【コラム vol.15】社内勉強会を開催しました ~「36協定って、結局なに?」を本気で考えてみた話
【コラム vol.15】社内勉強会を開催しました ~「36協定って、結局なに?」を本気で考えてみた話
2026年の社内勉強会は全24回。講師は代表社員の中辻が主に務めます。
そのうち20回はすでにテーマ確定という、なかなか本気モードのラインナップです。
労働基準法、労働安全衛生法など、いずれも「条文を覚える会」ではありません。
コンサル現場で実際に寄せられたご相談をもとに、
「なぜその法律があるのか」「現場ではどう使うべきか」を深掘りする時間にしています。
記念すべき2026年第1回目(1月19日開催)のテーマは、ど定番にして奥が深い「36協定」。
当社でも、36協定の作成支援や内容チェック、運用アドバイスは日常業務のひとつですが、
今回はあえて立ち止まり、「そもそも36協定って何者?」
「“労働時間”って何を指している?」という原点から考えました。
労基法で法定労働時間が定められている背景には、
長時間労働が人の健康を確実にむしばむ、という歴史的な反省があります。
36協定は「残業をさせるための免罪符」ではなく、例外的に時間外労働を認めるための、かなり重たい約束事。
ここを軽く扱うと、健康リスクや労災、ひいては企業リスクに直結します。
勉強会後半では、実務でよく聞くご相談で
「36協定を結んでいるのに、守ろうとしない社員にはどう言い聞かせればいいでしょうか」。
この問いに、私たちはどう答えるべきか、スタッフ同士で意見交換を行いました。
単なる注意喚起やルール押し付けではなく、「なぜ守る必要があるのか」「どこに課題があるのか」
「それをどう伝えるのか」「解決方法をどのようにご提案できるのか」
管理ではなく“理解”に軸足を置く視点が共有されました。
参加スタッフからは、
「チェック作業として見ていた36協定に、こんなに深い意味があるとは思わなかった」
「健康と直結する話だと分かって、見方が変わった」といった声も。
36協定は、紙の上だけで完結させないことが何より大切。
今年の勉強会は、そんな“当たり前だけど忘れがちな本質”を、ひとつずつ掘り起こしていきます。
次回も、条文の背景からいきますよ♪